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【分かりやすい説明のルール】説明のコツは相手に理解させる技術と想い

たいていの人はなにかしら「説明」という行為をしたことがあるでしょう。勉強を教えたり、プレゼンをしたり、後輩に仕事を教えたり。

「説いて、明らかにする」という行為は、相手にしっかりと理解してもらう必要があります。

谷口有威
谷口有威
話し手側が、聞き手に理解してもらえるよう伝える責任があるよ

そんな話し手側に必要な説明の技術と心構えについて教えてくれる本の紹介です。

学校では教えてくれない「分かりやすい」説明のルール

著者 小暮太一
出版 光文社新書
初版 2011年4月

ちなみにここにおける「説明」というのは、「教育」というものとしっかり区別されています。

教育は「教えて、育てる」ことです。
学校の先生はいきなり問題の答えを解説しないですよね。聞き手側に一定の努力を要して、伝え手の意図を汲み取らせる余白を与えます。

分かりにくい説明の共通点

分かりにくい説明とはなんなのか。
もしかしたら日常で僕たちの身の回りにも、何喋ってんだかよく分からない人がいるかもしれません。

-分かりにくい説明3パターン-

  1. 話のテーマがよく分からない
  2. 言葉の意味そのものが分からない
    例;「お返事はASAPでお願いします」
    ※as soon as possible(できるだけ早く)
  3. 話が支離滅裂で論理的でない

もしもあなたの説明が相手にとって、「知らないから分からない」ならまだ大丈夫です。その知らないことがなんなのかを教えてあげれば済むので。

しかし「話が理解不能で分からない」という場合には、話し手側に原因があります。さきほどの3つの共通点を確認する必要がありますね。

分かりやすい説明をするのに最も大事なこと

この本には説明に関する小手先のテクニックや、自分の説明の客観的評価などが多く書かれています。

その中でもとくに、相手に理解してもらうため自分が努力するという姿勢が最も重要なんだなということを学びました。

分かりやすく説明したいという意識があるだけでも、自然と相手に伝わりやすくなります。分かりやすいかどうかを判断するのは相手なので、聞き手ファーストの気持ちを持ちましょう。

分かりやすい表現を心がける

「分かりやすいの」大前提が、さきほどの聞き手を優先した心構えの話です。

あくまでも大前提であり、技術的にはどういった話し方、書き方が相手に伝わるのかということも書かれていました。
僕自身とくに読んでよかった部分を一部紹介します。

  • 二重否定を使わない

これはよく使用してしまっていました。反省。たとえば…

○○しないわけにもいかない

意味は伝わりますが、こういった表現の仕方が頻発されると混乱してしまいますよね。

  • 相手の知識と理解力をふまえる

説明の相手が、子供なのか、女性なのか、外国人なのか。また、説明したい事柄に対して相手がどれだけ精通してそうなのかを予測するのです。

僕自身もカフェで働いていたので、コーヒー豆を買いにきたお客さんにどういった説明が適切なのかを探りながら話す必要がありした。

最終的にこういった技術的なところと、分かりやすく説明しようとする意識(思いやり)がマッチした時に相手に100%伝わるのです。

感想

「説明」とか「教える」とか、ちょっとハードルを感じてしまいますよね。
僕自身、人に何かを教えるという場面を極力避けるようにしていました。

とはいえ、何もしなければ成長もありません。ブロガーとして、情報や意見を発信するのにもそういった能力はあるにこしたことはないです。

まずは、相手にとって「分かりやすい」を意識する小さな一歩からですね。

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