ミニマルライフ

愛蔵版【やさしい人】幸せになるために本当に必要なやさしさとは

よく誰かの性格を紹介するときに使われる「○○さんはやさしいひとで~」

改めて考えてみると、やさしさって何でしょうか?

あまりにもふわっとしすぎている抽象的な性格を表現する『やさしさ』について深く掘り下げながら解説している本です。

やさしい人

愛蔵版 やさしい人
著者 加藤諦三
出版 PHP研究所
初版 2015年1月21日

本質的な”やさしさ”と、やさしくなれない人の心に寄り添う生きるヒントが各所散りばめられています。

内容も厚みがあり、価格が500円程度と安いのでおすすめです。

やさしくなるには、まず自分が満たされている必要がある

本書で何度も触れられているのが、やさしさに必要なのが、本人が満たされている必要があるということ。

気持ちが荒んでいたり満ち足りていない人のやさしさは、どこかハリボテで見せかけに過ぎないと指摘しています。

やさしくなるには?

人がやさしさをみせるには3つの条件があります。

  1. 自分の弱さを受けいれる
  2. 相手を認める
  3. 心の棲み家をもつ

自分の弱さというのは、そのままの意味で短所やコンプレックスなどもあります。
加えて必要以上に高いプライド、劣等感などは心の傷として自らを支配してしまいます。
自分の弱みに支配される人は、他人の弱い部分を見下げてさらに劣等感に苦しみます。

自分の弱さを受け入れると、他人を認める余裕も生まれ自然とやさしくなれます。

本当のやさしさと、偽りのやさしさ

読んでいて少々耳が痛くなるようなところもありましたが、本質的なやさしさを指摘してくれる大事なところでした。

自分ではやさしさを提示して相手に尽くしたところも、そこに他意や打算が含まれるのをバッサリと切り捨てます。

やさしさの尺度というのは捉え方や、人によっても差異があると思います。
そこに違和感が生じないように、厳しい基準で本心から相手を思いやることだけをやさしさと定義しています。

とかく気を付けなければいけないのは、行為はやさしいけど心はやさしくないという状況にならないことです。

良好な人間関係は結局やさしさに行き着く

人がやさしくあるのはそう簡単ではないことがわかりました。

特に劣等感にまみれた自己蔑視をする人、他人が見えていない甘えている人などはやさしくはなれません。
自分のことで精一杯だからです。

自分と向き合って自己の本性に気づくこと、心の傷を乗り越えた人がやさしくなれると。

生きることが辛くなったときに、自分にやさしさが欠けていたことに気づくことが幸せへの一歩です。

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