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テレビから離れて3年、生活に与えてきた変化を振り返る

テレビがない生活

2018年12月から4K衛星放送が始まりましたけど、そんな時代に逆行するようにいまだにテレビを持たない生活を続けています。

もともと一人暮らしを始める前から「テレビっていらないんじゃね?」と思っていましたが、ひょんなことから大学1年生の時に友人から譲ってもらいました。

それから半年ほどして結局また別の人に譲りました。あのときテレビをくれた人ありがとう。

そもそもテレビを手放した理由

一番の理由はただ意味もなくテレビをつけて、なんの生産性もなく時間だけ流れて行ってることを実感し始めたからです。

当時はJ:COMのケーブルテレビまで契約していました。でもふとした時、大学の課題もやっていない、趣味の写真も撮りに行けてない、ずっと部屋の中でテレビだけ見ていたなという日が。

1日という貴重な時間を無駄にしたような罪悪感が不思議と波のように押し寄せてきました。大学の課題が積まれてくこと、自分を成長させる趣味も交流もなにもなかったことに。

極めつけに午前見ていたテレビの内容も覚えていません。そこで気が付いたのは、テレビという娯楽は一過性のある視覚的快楽を連続して感じていく麻薬みたいなものだなと。

麻薬は大げさな言いかたかもしれませんが、とにかく時間を無駄にしている実感は確かなものだったでした。

テレビを断捨離したあとの変化

自分の生活の中にテレビがあって、それが生活の大部分を占めるようになってきてからの危機感は、手放すのに一切の躊躇いを与えませんでした。

もちろんテレビという家電が世間に広く一般的なものとして根付いていることから、良いことばかりではありませんでしたが、概ね健康的な生活になりました。

断捨離して良かったこと

仕事から帰ったらとりあえずソファにもたれてテレビを見て休憩、学校の宿題があるけど今見てる番組が終わってから…。

このように惰性で延々と見続けてしまうことが多く、そんな堕落した自分を認めたくなくて目を背けている人もいませんか。

恋愛で足を引っ張るダメ男のように、僕らの時間を引っ張り続けるテレビさんとの関係も思いきって断ち切ると世界が変わるかもしれません。

浪費していた時間を再確保できた

最初はテレビがなくなってから、雑多な音や人の声が聞こえないシンとした部屋に違和感がありました。

それにもすぐに慣れて、勉強をしたり本を読んだり映画を見るようになります。とくに一人暮らしにとってはテレビがなければ、家の中でやることも自然と自分の内に向いてきます。

テレビが占有していたスペースが空いた

テレビ本体、レコーダーやチューナー、ケーブル類、テレビ台など。テレビそのものが大きくなくても、それなりにスペースを占領しますよね。

一人暮らしの1ルームアパートならなおさら、部屋が1畳広くなった気すらします。

受信料や契約料を払う必要がなくなった

NHKの受信料徴収がきても、テレビ持っていませんの一言で済むようになったので楽ですね。中にはスマホ持ってるなら払えと言ってくる人もいましたが…。

契約していたJ:COMも解約したので、このころはだいぶ身軽になった気がしました。

情報のキャッチの仕方が能動的になった

テレビで放送されるニュースや、バラエティの情報番組はすべて流れるように流動的で、僕らの記憶にも残りにくいです。

もちろんその一瞬に「へえ~」と知識欲が満たされるのはいいのですが、学びたいという目的があるなら情報は自分で調べたほうが身に付きます。

ニュースに関しても、同じような薄い内容のトピックを、どの局も数日間しつこいくらい繰り返します。もうそのニュース見たよって。

映画への興味が深まった

テレビを見なくなった分、映画などの映像コンテンツを視聴することが増えました。

映画がテレビよりも優れていると思う点は、それが芸術やエンタメとして完結する作品にパッキングされていること。語り合えるファンがいることなど。

テレビの企画ももちろん面白いのですが、ほとんどが時代とともに流れていきます。一方で映画は名作であるほど、時代がたっても評価され続けるのです。

人との会話が増える

これは主に家族世帯のほうが当てはまりやすいかもしれません。とくに夫婦であれば、テレビがなくなることで、お互いの会話が増えたという話もよく聞きます。

自分の場合は、テレビがなくなってやることがなくなった。部屋でやることもないし…じゃあ外に出るか!という機会が増えた気がします。

断捨離して困ったこと

逆にテレビが家になくて、少し困ったこともありました。

またテレビにはテレビの良さも当然あって、僕自身は断捨離をすべての人に薦めたいわけでもないです。自制できるなら部屋に置いておきたいですし。

芸能や速報性のある話題についていけない

やはり芸能関係の話題はテレビに限ります。ネットニュースでも話にはのれますが、映像や画像を使って報じるテレビのアウトラインにしかすぎません。

また速報性のある気象予報や、ゴシップなどもテレビのほうが優れています。

流行にも少し疎くなる気がします。とくに芸人のネタや、ドラマで活躍している役者のことなど。

他人に変わり者と思われる

「変わってるね~」なんてストレートに言われたことはありませんけど、表情や態度でわかります(笑)

あるいは貧乏なのかと思われるかもしれませんね。

やはりテレビが一家に一台あるというのは、もはや文化的な暮らしの一部といえるのかもしれません。

どう思われるとかはどうでもいいですが、テレビを通じた会話に置いて行かれるのは悲しいですね(笑)

人を家に呼ぶには殺風景すぎる

これが一番大きなデメリットかもしれません。僕もまだ20代前半で、とくに大学時代は友人を家に招くこともありました。

そんなときにテレビもないと、部屋があまりに質素で静寂で、会話が尽きた時の沈黙が重たいです。

仲の良い友達ですらの話ですからね、今では基本的に自分から誘って招くことはなくなりました(笑)

テレビを見たいと思ったことがあるか

自分が感じてきたメリット・デメリットでいうと、やはりメリットのほうが大きかったですね。

なおデメリットに関しても、結局は他人からの見られ方の問題であって、本意には関係のないことです。

テレビがなくてそうとうな不便を感じたこともないので、基本的にはまた見たいと思ったことはありません。でも部屋にあったらきっと見るんだと思います(笑)

それと自分の職場がオフィスではないので、そこにはテレビがあるんです。なのでテレビ的な世間の話題に置いて行かれることもなくなりました。

テレビはあくまでも娯楽家電なので、あってもなくても生活の実用面で困ることはありません。あればエンタメを楽しめる、なければ自分のために費やす時間が増える。

それぞれに合った選択をしてみてください。

自分も家族や家庭をもったら考え方が変わってくるかもしれません。