ミニマルライフ

僕が人生で一番失敗した買い物【身の丈に合わないブランド品】

Mont Blancの万年筆

自立して生活を始めると、いろいろな買い物をします。日用品や食材から、長く使うであろう家具家電、固定費となる家賃や公共料金。

大人になれば車や家も買うでしょう。

生きるのに必要な買い物もありますが、やっぱり趣味や娯楽に費やす買い物ほど楽しいものはありません。

しかし買い物はときに失敗もします。今回はそんな失敗のうちの一つの体験談。

Mont Blanc マイスターシュテュック

Mont Blanc、文房具やブランドに疎い人でも聞いたことはあるでしょう。万年筆の王様ともいわれるブランドです。

20歳くらいの時にAmazonで購入していて、その価格64,800円…。ペン1本に5万越えなんて、生意気すぎる20歳や(*’ω’*)

吸入式の万年筆だったので、Mont Blanc純正の補充インクも併せて購入しました。

なぜMont Blancの万年筆を購入したのか

当時とある小説を読んでいまして、村上春樹の『海辺のカフカ』をご存知でしょうか。

舞台は香川県高松市のとある私立図書館、そこの館長の女性が記憶が正しければ死ぬんです。その時に彼女が部下でもある司書にプレゼントしたのが、Mont Blancの万年筆でした。

万年筆は物語の要でもなんでもないのですが、なぜか強く印象に残ってとても魅力的に感じてきました。

好きな作家の好きな本の好きな登場人物が使用しているものが気になってしかたなかったのです。

完全に感情で動かされた僕は、衝動的にAmazonでポチポチしていました(笑)

みなさんも衝動的に海辺のカフカ読んでみてください。おもしろいので。

身の丈に合わないブランド品

勢いで万年筆を購入してから失敗したなと気づくまで時間はかかりませんでした。

なんせ自分にはあまりにも見合わなかったのです。

  • そもそも万年筆をまともに使ったことない
  • 筆圧が強く、ペンを立てて書く癖があるので、万年筆が向いていない
  • 左利きなのでインクがこすれる
  • ぶっちゃけグリップが太くて持ちにくい
  • ハイブランド過ぎて人に自慢できない

悪いところ多すぎでしょ(笑) いや、製品は悪くないですよ。

Mont Blancは滑らかな書き味に定評がありますが、そもそも僕の書き癖からして万年筆そのものが向いていないことを知っておくべきでした。

いろんな場面でさりげなくペンを取り出してMont Blanc使ってるんだぜアピールをしたかったんですけど、あまりに見合ってなさすぎてそんな勇気がありませんでした。

まさにペンに書かされている、自分自身がアクセサリになった気分です(笑)

いつかそれに見合った、立派な大人になりたいです。

失敗も良い経験

Mont Blancの万年筆のペン先

買い物の失敗という話ではもっとたくさんしてきましたけど、万年筆はとくに高価で全然使わなかったので一番としました。

でも万年筆が届いたとき、無駄に豪華なペンケースから取り出すとき、感化された本のシーンを想像しながらペンにインクを吸わせているとき、とても幸せな気分でした。

つるっとした高級感を潜めた光沢のあるペンを握ったときの感触は忘れません。ニブに彫られた繊細な刻印も印象的でした。

良いものは本当に良いとわかるような息づきがあるというか、モノへの価値観を大きく変えてくれるきっかけにもなりました

ライター
谷口有威
HITOMAGA管理人。本業のかたわら、ブロガー&ライターやってます。コーヒーとカフェがとても好き。写真は5年くらい撮っています。岐阜-一宮-名古屋が主な活動範囲です。
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